馬券会計学 (ベスト新書 165)

馬券会計学 (ベスト新書 165)

 馬券会計学 (ベスト新書 165)
 出版社:ベストセラーズ
 発売日:2007-11-09
 レビュー評価の平均:(4.5)

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レビュー評価:(5)
今日届いて、一気に読んだ。
勝ち負けの的中率ではなく、勝った時の回収率を最大に、そして買うべきレースを絞り込む。当たり前のことのようだが、なかなか実践できない。それを、この著者は、自ら実践し自ら築き上げた習慣で、ブレイクアウトしている。さすがです。そこに至った流れや、苦い経験なども交え、誰にでもわかりやすく、そして共感が持てるように解説してくれている。
最近流行の、的中度合いを売り物にしている競馬情報商材に手を出す前に、是非とも、この本を一読しておきべきだと感じます。的中率ではなく回収率に的を絞って、ここまで解り易く、そして親切にズバリ解き明かしてくれているのは、まさに会計学と呼べるアカデミックな領域に入っている!?競馬に興味のない人でも、十分に楽しめる一冊だと思います。


レビュー評価:(5)
ひとりの馬券師の物語として面白かったです。ノウハウ本というよりスタンス論。

いや、実際に競馬もある程度負けないようになるノウハウなのでしょう。

「的中率より回収率」―――もっともな話です。


多少、終盤は自慢げに思えるところも散見されるが、それはご愛嬌。

これを一読すれば、競馬でムダ金を注ぎ込んでしまうことはなくなるのではないでしょうか。

その一点でも読む価値はあります。

とにかく文章がうまい。だから、とても面白い。新馬戦もやりたくなってきます。


レビュー評価:(5)
私は今まで馬券を買ったことがないし、競馬の面白さも今まで分からなかった。
なので、タイトルの”馬券”の部分のみでこの本を購入したわけではないし、今まで”馬券”というタイトルが入った本に魅力を感じたことはないし、購入したことも読んだこともない。

しかし!”馬券”という文字に”会計学”という言葉がプラスされると話は変わってくる。私の中では”競馬”というある意味「計算できない」事柄と、「会計学」というガチガチの計算の世界とがどのように結びつくのか? このことが非常に興味深く、本著書を手に取り読んで見た。

すると、会計のスペシャリストが競馬をやると、こんなに論理的、計算的にできるのかとある意味感動さえ覚えた。

これからは、”競馬=ギャンブル”という図式が崩れ、”競馬=投資”という考え方が一般的になるかもしれない。。。
私も今度”競馬”をやってみようと思う。。。


レビュー評価:(5)
すばらしい本です!競馬を始めて13年。あっち手出し?、こっち手出し?、で儲かっているんだかそうでないんだかよく分からない状態で続けていましたが、この本と出会って目が覚めました。世に様々な必勝本的な本は出回っていますが(でも必勝法ってないですよね?)、この本はそういう類の本ではありません。競馬に臨む心構えを教えてくれる本です。自分もこの本を読んでから競馬に臨むフォームが固まったような気がします。もしかしたら人生を変えてくれる本かも知れませんよ!とにかくあっという間に読めますので、一度手にとってみることをお薦めします!

レビュー評価:(5)
競馬好きなのと、「馬券会計学」というタイトルが斬新だったので、購入しました。
公認会計士の予想屋…?「的中率よりも回収率」その言葉は正に会計士的発想なのではないのでしょうか。
著者は競馬を愛してるというよりは、競馬の旨味を最大限に利用している投資家のようにも思えます。
競馬をやる人はそれぞれ自分なりの予想のやり方があったり、別に勝たなくても予想をするだけで楽しいという方も沢山いるでしょう。そういう場合、自分なりのポリシーがあったり、自分のスタイルを崩したくないという思いから、あまり他人の馬券術を見たくない、又は受け入れたくないと思うことだってあると思います。私も半ばそうでした。
しかし、今より精度の高い予想が出来るようになるのであれば、競馬をやっていてもっと楽しくなり、前より予想も的中させることも出来るようになれば、もっとやり甲斐も出てくると思うのです。
この本は、どういうふうにすれば競馬で勝てるようになるのかを、現実的でごくシンプルで分かりやすく解説してあります。そして、著者の文章力の高さも素晴らしかったです。
競馬をやる人だったら一度は読んでみたほうがいいと、自信を持ってお勧めできる一冊です。
著者が競馬を続けてきた中で、ここまでの真理に辿り着いたことは本当に凄いことだと思います。でも、それはごくシンプルで本来それが当たり前のことなんだなと思いました。
私はこの本に出会えて本当によかったと思います。

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