競馬で妻子を養う男の走馬眼 (ベスト新書 186)

競馬で妻子を養う男の走馬眼 (ベスト新書 186)

 競馬で妻子を養う男の走馬眼 (ベスト新書 186)
 出版社:ベストセラーズ
 発売日:2008-05-09
 レビュー評価の平均:(3.5)

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レビュー評価:(5)
前作より6年の時を経て、木下健さんが帰ってきました。長く続いた『最強の法則』連載を自ら打ち切ったこと、「馬券師」生活をやめた理由など、赤裸々な告白で幕を開ける本書は、レースを見ることの重要性が、写真と木下氏の的確な解説で分かりやすく提示されています。タイムなどの数字に絡め取られることなく、観察と直感を大事にすることで競馬新聞にはない「情報」を手にすること。これこそが競馬に勝利するために必要であることが痛切に伝わってきます。また、木下氏のユーモア感覚あふれる文章も読んでいて楽しく、気負いがない点が巷にあふれる競馬本と一線を画しています。馬券収支に苦しんでいる人や、競馬初心者の方から玄人の方までお勧めできる、競馬本の「金字塔」です。

レビュー評価:(3)
わたくしの最大の関心事、”木下さんは今は何をしているのか?”。購入意欲の大きな要因でした。ま?落ちが凄かった?↓(。^。)コケ!【アルファベース(旧にこちゃん出馬表)を販売して生計を立てている?!】なんじやこりゃ?_(__)_?◎バタンキュー。基本的な生活は全く一緒!これは無いでしょ?(T△T) そんなぁ…。今は遊び程度に馬券は買ってますって・・・・。家族がいて馬券生活という精神的プレッシャーは想像を絶するのでしょ?!だからってね?・・・。基本的には前作と一緒、だいぶ見等外れの事も書いてあるので鵜呑みにしないほうがイイですよ?。それほど強くない馬がG14つも勝てる訳無いじゃん!!!引っ張るだけ引っ張ってこの本を出版したKKベストセラーズは・・・商売上手いね?σ(°┰? ) アッカンベー

レビュー評価:(3)
内容はというと、自分の眼でしっかりレースを観ることの大切さを説いた本で、
至極まっとうな内容。前著と大きな差はありません。
特徴としてはかなり具体的なことがあげられます。
本の3分の1が写真つきのレース解説になっていて、馬場の悪いところを通った馬、
直線で前が壁になって出られなかった馬、外が伸びない馬場状態で大外を回った馬
スローぺースですごい末脚を使った馬etc。各パターンについて具体的に書かれていて
レースを観る事の大切さは理解できます。競馬を始めたばかりの人には大変参考になる
思います。

しかし、後半4レースとしても3場開催なら土日で24レース。
現実問題として、時間の制約のある普通のサラリーマンが毎週チェックするのはかなり
厳しいかと思います。
仮に実践できたとしても、個人差はあれ馬券力は若干マシになる程度では?
なぜなら、専門紙の記者は毎週記者席で観ているにもかかわらず、馬券で妻子を食わせ
てるとか、家を建てたとか、そういう話は聞いたことがありませんからね。

本の最後にゼニ馬が載っているのですが、フローラS(G2)に出走したユキチャンの評価が1
(最低ランク)ってのもどんなもんかと・・・
この表はあまりあてになりそうもないかも。
まあ、来年この表を検証した時点での結果待ちという面はありますが・・・
(と同時に著者の実力のほどもハッキリするかと思います)

それでも同じ新書の「馬券会計学」(肝心な部分がスッポリ抜けていて全然使えない)
と比べると中身の濃い1冊かと思います。

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