真相 ディープインパクト、デビューから引退まで今だから言えること [競馬王新書9] (競馬王新書 9)
真相 ディープインパクト、デビューから引退まで今だから言えること [競馬王新書9] (競馬王新書 9)出版社：白夜書房
発売日：2007-11-24
レビュー評価の平均：
(4.0)さらに本の詳細&口コミを見る
レビュー評価：
(5)ディープが引退して一年が過ぎようとしています。この一年間にディープに関係する本がたくさん世に出ました。しかしこの敏行さんの『真相』ほど当事者でなければ分かる事の無いような内容を持った本は読んだ事がありませんでした。どの本も雑誌や新聞に書かれてきたような誰でも知りうるような内容ばかりでした。真相を知ってどうするの？でもファンならば自分が信じた真実に納得してみたい そんな衝動に走りこの本に手が出ていたのだろうと思うのです。そして想像以上の厩舎の苦悩、一年も前のことながら涙が溢れて止まらないのです。想像以上の池江厩舎の結束の強さと信頼関係の強さ！今の時代に貴重な理想像です。羨ましく想いました。人はどのような逆境に遭おうとも支えてくれる人が１人でもいれば向かっていく勇気が出る。本当にたくさんの人にジャンルを問わず読んでいただきたいなあと思います。
レビュー評価：
(5)これは市川明彦厩務員とともに一番そばでディープを見てきた
池江敏行調教助手が、ディープとの日々を語ったものです。
入厩から引退までディープのような順調にキャリアを
重ねた馬でもいろいろと課題があり、そのために苦悩する
日々が存在したんだなぁと思いました。
私もディープを応援する中で、報道されるレベルのことは
知っていたので、あっと驚くような事実はそれほどありませんでしたが
逆に当事者にしかわからない事実がたくさん存在していたことも知りました。
特にダービー後に札幌で調整していたときのこと、
そして凱旋門賞に臨み、敗れたのちの引退発表、薬物疑惑?失格、
復活のＪＣから引退までは大変な苦労と苦悩とプレッシャーが
あったことがヒシヒシと伝わってきます。
じっくり読むつもりが一気に読んでしまいました。
ディープの一ファンとして現役時代を頭の中でプレイバックしながら。
あと一年現役を続けていたら…とか、凱旋門賞前に一度使っていたら…などと
考えてしまいますが、それは３年後にデビューする産駒に託しましょう。
一般ニュースでも取り上げられることの多かったディープインパクト。
彼に少しでも興味のある方は読んでほしいと思います。
そうすれば、もっとディープのことが好きになるでしょう。
レビュー評価：
(5)ステイゴールドやメジロマックイーンなど、名馬を育ててきた池江調教助手。
その池江助手が３０年の調教助手人生の中で出会った、名馬中の名馬が
ディープインパクトです。
この本を読んで、競馬には馬に携わる人、一人ひとりにドラマがあることが
よく分かりました。
馬券ばかりに興味があった僕ですが、これからは少し競馬の見方が変わりそうです。
国民的スター馬を担当したプレッシャーと喜び。
競馬雑誌や新聞だけでは分からなかった調教助手の仕事。
とても読みやすい文章でした。
特に凱旋門賞以降のディープ陣営の思いには心を打たれます。
この本を読んで、ますますディープインパクトのファンになりました！
池江助手、「あとがき」カッコよすぎです。
ディープインパクトファンだけではなく、全ての競馬ファンの方に
読んでもらいたい一冊です。
レビュー評価：
(5)数多く
歴史を重ねるごとに強く記録的になっていく最強馬
現時点での最強馬ディープのすべてを読み解く
その名の通りの深い衝撃は
デビュー前から始まる
負けなかったという記録と理由
ファンの目には決して見えなかった唯一の弱点など
最盛期の思い出がよみがえり
コアなファンが泣いて喜び驚愕すること間違いなし
実際の今の姿を生で見に行けるかたも行けないかたも必須のアイテムです
レビュー評価：
(3)読み読みyou tubeでレースみていくと、面白い。助手という仕事も少し分かった様な気がする。また、関係者の視点で描かれているという点は貴重だと思う。ディープ好きの人には良いんじゃないかな。
ただ、ここから何か得ようとするのは難しい。勝つためにクリアすべき必要な条件がこんなに少ない競走馬がいるもんかと感心した。ずば抜けた競争能力を持つ馬だっただけに、普段競馬場に足を運んでみる競走馬とは明らかに違いすぎる。他馬を一瞬でかわせる瞬発力を持ったからこそ活きる戦法だったりがその１つ。並ばれると弱いディープは競われると仲良く併走してしまう。だから一瞬で抜き去る。とんでもない理由だ。
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